今年も残すところあと少し。
12月になるとやらなければいけないことが・・・、そう『大掃除』です!
水回り・玄関・窓ふき…等々、掃除する箇所がいーっぱい!!
なぜ、寒い時期に大掃除をする習慣が日本にはできたのでしょうか?
今回は『大掃除は日本だけの習慣?』について調べてみました!
- 年末の大掃除は日本だけの習慣?
- 海外では大掃除するの?
- 大掃除をする時のコツ
気になる方は是非チェックしてみてくださいね!
年末の大掃除は日本だけの習慣?
年末の大掃除の由来とは?
大掃除の始まりは平安時代からとされています。
宮中では、12月に一年間の煤(すす)を払い神様をお迎えする『煤払い(すすはらい)』という行事が行われていました。
江戸時代になり、幕府が12月13日を『煤納めの日』と定めたことで庶民にも『煤払い』が広まり、現代の大掃除へと変わっていったようです。
現代でも、12月13日には神社などで『煤払い』が神事として行われています。
年末に大掃除をする意味とは?
わざわざ年末に掃除なんかしなくても…
そう思った方もいるのではないでしょうか?
これにはお正月の神様である『歳神様』が関係してきます。
『歳神様』とは、毎年元旦に新年の幸せをもたらしてくれる神様なんだそうです。
神様を家に迎えるにあたり、失礼がないように家を清めきれいにする必要があるため、年末に大掃除をするという風習ができたそうです。
大掃除をしてはいけない日がある!?
皆さんは大掃除をしてはいけない日があるのをご存じでしょうか?
●12月29日 「二重の苦」を連想させ縁起が悪い
●12月31日 「一夜飾り」といわれ、大掃除をして慌てて準備をしてほこりがたっているような家では、歳神様に失礼にあたる
●1月1日 家に来てくれた歳神様を掃き出し、福を逃すことになるため
なので、大掃除は12月13日(煤納めの日)~12月28日の間に終わらせるのがベストとされています。しっかりとスケジュールを組んで余裕をもって大掃除を始めたいですね!
海外では大掃除するの?
欧米
欧米では、年末は暗くて寒い時期になります。なので大掃除は行わず、春先にかけて掃除をすることが多いようです。これを一般的に『スプリング・クリーニング』というそうです。
中国
中国では春節(旧正月)の準備として『掃塵(そうじん)』と呼ばれる大掃除をするそうです。
大掃除をすることで不運を一掃するといわれています。
大掃除をする時のコツ
大掃除って何から始めたらいいか悩みませんか?
そんなあなたに大掃除のコツを伝授します!
不要なものを処分
物が多すぎると片付けが大変!なので、先に不要なものは処分しましょう。
ゴミの回収日の確認も忘れずに。
掃除は上から下へ
ホコリは上から下へ落ちてきます。
棚などの高いところから掃除を始めて、徐々に下へ。最後に床を掃除すれば、上から落ちてきたゴミやホコリも綺麗に掃除することができます!
二度手間にならないよう、効率的に進めたいですね!
一番大事!完璧を求めすぎない
掃除ってやり始めると止まらなくなりますよね。一箇所に時間をかけすぎないことも重要です!
「今日はここだけ」「今日は何時間」など、区切りをつけて掃除することをおススメします。
『大掃除を1日で終わらせたい』という方は、特に意識してくださいね。
まとめ
今回は『大掃除は日本だけの習慣?』について調べてみました。
- 年末の大掃除は日本だけの習慣?
- 海外では大掃除するの?
- 大掃除をする時のコツ
この記事が皆さんの参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。